こんにちは。
横浜中山のパーソナルジムNEXSUM(ネクサム)中山、トレーナーの一色です。
今回のテーマは
「食べるアミノ酸」と「作るアミノ酸」について。
タンパク質は、アミノ酸が多数つながったものであるとお伝えしました。
このアミノ酸ですが、自然界には500種類くらい存在すると言われ、そのうち人間に必要なのが20種類。
この20種類のうち、人間の体でつくれるのが11種類で
「非必須アミノ酸」といわれます。
必要だけどつくれないので、食べるしかないのが9種類あり
「必須アミノ酸」といわれます。
ちなみにこの必須アミノ酸ですが、食べ物に9種類バランスよく入ってるのが大事です。
9種類が100入ってても、1種類だけ30しか入っていなかったら、全部で30しか吸収されません。
9種類の70は捨てられるようなイメージです。
この9種類のアミノ酸が、バランスよく入ってるかを表したのが、「アミノ酸スコア」といいます。
「アミノ酸スコア100が良い!」と言われることがありますが、あまり気にしなくて大丈夫です。
お肉、お魚だけじゃなく、ご飯、パンにもアミノ酸が含まれるので、トータルで100になれば問題ないです。
主食と主菜を合わせれば、だいたい100に届きます。
これらを含めて、ここから大事なタンパク質のお話をしていきます。
人間の場合は、20種類のアミノ酸を元にタンパク質をつくっています。
アミノ酸はパーツで、タンパク質はパーツを組み合わせてできる完成品だと思ってください。
アミノ酸はパーツなので、アミノ酸自体に機能はなく、タンパク質という完成品になって初めて、機能を持つようになります。
ネジなどの色んなパーツが集まると、掃除機という完成品ができて、初めて吸うという機能を持つ感じです。
食べるという行為は、タンパク質という完成品から、食べないといけない9種類を探す作業です。
ですから、ちゃんと噛む必要があります。
これが、「食べるタンパク質」です。
9種類を見つけたら吸収し、それをもとに人間に必要なタンパク質を、体の中で改めてつくる。
これが、「つくるタンパク質」です。
「タンパク質が足りない」と言われることがあるんですが、どちらのタンパク質が足りないのかま
で考えられていることは少ないです。
そもそも「タンパク質を食べる量が少ないのか?」それとも「体の中でつくるタンパク質が少ないの
か?」
この2つの違いはとても重要です。
それでは今回はここまで。
また次回のコラムでお会いしましょう(^^)
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